高硬度タイプの防汚塗料を使用したボートの保管又は進水の際に注意すべき点とはどのうようなものですか?

"ハードで又溶解機能を持つ防汚塗料は、乾燥すると、硬質でバイオサイド(殺生物剤)を含んだ多孔質性の膜に変化します。水分との接触によって塗面にバイオサイドが滲み出てきて、塗面の汚れが拡大するのを防止します。つまり、船舶が水面に浮かんでいる間は、この溶解作用によって化学的にバイオサイドが放出されますが、船舶を陸上に移すと、塗膜は酸化してバイオサイドの放出を穏やかにするため、塗膜に対する十分な防汚機能が損なわれる場合もあります。但し、この種類の防汚塗料の最大の長所は引っ掻き瑕や擦り瑕に対して強いことであり、高速のパワーボート、競技会用のセイリングボート、又は、定期的に船底の汚れを擦り落としている船舶のオーナーには欠かせない理想的な製品です。

Trilux 33R と VCR Offshoreを含めたInternationalRのハードな防汚塗料

• 進水日までに与えられた最長の期間-ラベルの表示に従って下さい。
• 塗装を終えた船舶の上陸期間がラベルに表示されていますが、その期間は進水日を越えて長くても12ヶ月間です。進水する前には、塗面を粒度220のサンドペーパーで研磨するか、又は、栗色のScotch-Briteパッドで擦って研磨して下さい。
• 進水日以前、塗装が行われてから12ヶ月以上経っている船舶の場合-粒度80-100のサンドペーパーで研磨した後、進水前にもう一度塗装して下さい。
• 進水してから24時間以内の船舶の場合-船舶の表面についた汚染物質(塩分や汚れなど)を除去するために軽い水圧で洗浄して下さい。又、塗装日から進水するまでの間の最長期間については、ラベルの表示に従って下さい。
• 24時間以上30日以内の期間、水上にあった船舶の場合-陸上に引揚げてからすぐに水圧を効かせて洗浄して下さい。72時間以内に再び進水させるときには、それ以外の作業は必要ありませんが、72時間以上陸上に置く場合は、進水させる直前に、粒度220のサンドペーパーで研磨する必要があります。
• 30日以上の期間、水上にあった船舶の場合-陸上に引揚げたとき、水圧を効かせて洗浄して、粒度80又は100のサンドペーパーで研磨してからもう一度塗装して下さい。たとえ、72時間以内しか上陸していなかった船舶であっても再塗装は必要です。

MicronR の技術

定期的に上陸と進水を繰り返している船舶又はオフシーズンには上陸させて倉庫で保管する船舶に対しては、防汚塗料のMicronを使用することができます。例えば、Micronを塗布した船舶は上陸させた後、再塗装を行わないでまた進水させることができます。というのは、塗膜に化学的に組み込まれたバイオサイドは、船舶が水上にあるときにだけ活動しているからです。又、塗布した塗膜の厚さによってその防汚効果の期間は異なってきます。